2011年9月1日木曜日

放射性セシウム:土壌からほぼ全量回収可能…新技術を開発

ニュースから。

放射性セシウム:土壌からほぼ全量回収可能…新技術を開発  

産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は31日、土壌から放射性セシウムのほぼ全量を回収できる技術を開発したと発表した。汚染土壌に低濃度の酸の水溶液を混ぜてセシウムを抽出し、微粒子状の顔料に吸着させる。東京電力福島第1原発事故では、外部に放出された大量の放射性物質による土壌汚染が問題となっているが、この処理技術を活用することで放射性廃棄物を150分の1に減量できるという。

研究グループは、福島県飯舘村の畑の地中から採取された汚染されていない土壌から放射性ではないセシウムを除去できれば、同様の方法で放射性セシウムも回収できるとして実験に着手。汚染されていない土と低濃度の硝酸水溶液を混ぜ、圧力容器内で200度で45分間加熱したところ、セシウムの100%抽出に成功した。温度が半分の100度でも約60%を抽出できたという。水溶液は繰り返して使える。

さらに第2段階で、水溶液からセシウムイオンだけを取り込む青色の人工顔料プルシアンブルーを吸着剤に活用。粒径10ナノメートル(1ナノは10億分の1)の微粒子状に加工して円筒形の装置に詰め、この水溶液を2回循環させたところ、100%吸着できた。

産総研の川本徹・グリーンテクノロジー研究グループ長は「土壌を傷めなくてすみ、抽出したセシウムを顔料で吸着できる。コストも安い。企業の協力を得て実証実験を目指したい」と話している。【安味伸一】

 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110901k0000m040119000c.html

プルシアンブルーの穴の大きさが10ナノメートルといいことですが、実は竹炭がこれと同等の性質を持っています。 

竹炭は小さな孔が無数に存在するハニカム構造(ハチの巣みたいな構造)となっています。 
この無数の孔の正体は、根から水分や養分を吸い上げる仮導管が炭化収縮してできたマクロ管とその内壁に存在する更に細かいミクロ管です。このマクロ管とミクロ管はすべて外部に通じています。 
ちょうど、非常に目の細かい管を束ねたフィルターのような構造になっているのです。 
このマクロ管とミクロ管の内部表面積は、竹炭1gあたり約300㎡にもなります。 
この無数の孔(微細管フィルター)が竹炭のすばらしい特性の源となっているのです。 
また、竹炭は天日干しなどの外部エネルギーが加わると吸着していたものを放出する還元性をもっており、人工的に造られた活性炭との大きな違いはこの還元性にあります。 
このマクロ管の穴の大きさは10~40ミクロン、ミクロ管の穴の大きさは 0.001ミクロン~0.005ミクロン。 
0.001ミクロンは10ナノメートル。
以下、いろいろな物の大きさです。(ミクロンは1/1000ミリ) 

ウラン     約0.0005ミクロン 
ストロンチウム 約0.0006ミクロン 
セシウム    約0.0006ミクロン 
乳酸菌     約8ミクロン 

放射性物質の大きさが、竹炭のミクロ管の大きさの半分から1/10程度です。 
乳酸菌の大きさが、竹炭のマクロ管の大きさよりちょっと小さい程度です。 

小さなミクロ管がたくさんあれば、放射性物質が引っかかってくれるのではないか、マクロ管に大量に住み着いた乳酸菌が、引っかかった放射性物質から出る放射線を吸収してくれるのでないか、そうすれば、その中を通った水はきれいになるのではないか、などと素人ながらに考えてるわけです。 
発酵菌による原子転換については、まだよくわかっていませんが、他の投稿でも書いているように、できたという実験もあります。できるかもしれません。

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