考え方ややり方に誤りがあったら指摘をお願いします。
どんな意見も歓迎です。
放射能汚染土に乳酸菌をかけた場合、一時的に線量が下がります。2日目に35%程度下がりました。乳酸菌を投入するまえに容器の横にサーベイメーターを接して計測した値と、投入後に同じ位置と同じ方法で計測した値を比較した結果です。汚染土とサーベイメーターの間には、投入後にわずかな乳酸菌溶液の壁があるに過ぎないので、その壁が放射線を遮蔽したとしても、それはわずかなものではないかと思います。
計測した機器はROTEM社のRAM GENEです。ガンマ線のみを計る設定です。
放射性物質が多い場合は、後から後から放射性崩壊して放射線が出てくるので、その環境で乳酸菌が生き続ける・増え続ける必要があると思う。
乳酸菌投入の4日後。投入前と変わらない線量に戻りました。乳酸菌が減少しているようでガスが出ていない。どんどん後から放射性物質が崩壊して放射線を出すので当然の結果とも思います。
飯舘村で行われた専門家の説明によると、土に含まれる放射性物質はセシウム134と137がメインらしい。それらの半減期がきて放射性物質が半分に、それを繰り返して最終的には安定した原子核になり放射線量が0になる。乳酸菌が放射線を吸収するだけなら、長期間、乳酸菌を投入し続ける、あるいは生かし続ける・増やし続ける必要があるので、そのような環境を作るのは困難だと思います。自然の力を利用するなら、例えば植物と乳酸菌が協力して長期間汚染土壌に接して処理をするということが必要になると思う。
乳酸菌が放射線を吸収するだけでなく、不安定な原子核を安定させる方向に誘導するなら役に立つ。半減期を待つ必要がないから。もしそれが可能なら、乳酸菌によって処理された土が、時間が経っても放射線を出さなくなるはずですが。まだそれを確認できていません。
自然界の仕組みを使う方法なので時間はかかるはず。乳酸菌を撒いてすぐに、あら不思議放射線が!みたいにはならないはず。ただ、それでは実験にならないので、短時間に大量の乳酸菌に土をさらすようなやり方をして検証したいと思います。これが次の課題です。
これまでひまわり組が計測した放射線率は写真をこちらに掲載しています。
写真には位置情報が記録されいるので測定場所も特定できます。
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